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みどりぐみ

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第101回

2014年になって、最初のみどりぐみ。
ずっとお世話になってきた看護師のyukoさんが異動になったということで、どうなるか不安を抱きつつ、出発。
ハピネスさつまでのみどりぐみの活動が継続できるかなあ、という心配もしながら。

そういう101回目に、みどりぐみをはじめたときのメンバーであるbakuさんが参加してくれたので、よかったなあと思ったわけです。
ゼロからスタートした時の仲間。
みどりぐみにとっても節目の、第101回。

前施設長のfkdさんが手伝いに来て下さって、活動前に看護師さんたちと少し打ち合わせ。
口腔ケアを行う時、手を抑えたり身動きできないようにしたりといったサポートが障害者に対する「虐待」になるのでは、という声が上がる恐れがあるという点。

「虐待」になるかどうかは、障害者虐待防止法における、「障害者の身体に外傷が生じ、若しくは生じるおそれのある暴行を加え、又は正当な理由なく障害者の身体を拘束すること。」に該当するかどうかだと思われます。
つまり、口腔ケアが「正当な理由」になるかどうかということになりましょう。
ハミガキは健康管理を行う上で、とても大切な行為で、正当な理由になると認識して、わたしは口腔ケアを行っていますが、この解釈は正しいでしょうか。

もし口腔ケアが身体拘束の正当な理由に該当しなければ、わたしたちのブラッシングが困難な方がおられます。
これまでの積み重ねで、ずいぶん受け入れてもらえるようになっているとは思います。
それでも、どうしても嫌がる方はあります。

長く続けていても、日によってその反応は違うし、できる日もあればできない日もある、というのが奥の深さだと感じます。
何事も一筋縄ではいきません。
それは虐待についての解釈についてもいえるでしょう。

とにかく今回は、今まで通りにやってみて、新しく着任された看護師のicokさんが見て感じたことを施設長さんに報告していただいて、今後の対応を検討しましょうということではじめました。

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ブラッシングをすると、歯肉から出血される方があります。
歯周病の進行とともに、出血は増えます。
身体拘束をして、出血している場面を見たら、虐待だと思う人がいても、しかたないような気もします。

でも、出血させないようにするためにすべきことは、ブラッシングなのですね。
歯科受診が必要なこともありますが、それを見つけるのも、口腔ケアをしている場面が多いでしょう。
ハミガキは、日常生活において、最低限必要な行為です。
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お母さんが、子どもに仕上げみがきをしてあげます。
乳幼児だと、ハミガキを嫌がる子も多いです。
ハミガキを嫌がるのは当然なので、根気よくしてあげて下さいとお母さんにアドバイスします。

お母さんにもよりますが、「泣いて嫌がる子どもを抑えつけて仕上げみがきをしています」とおっしゃる方もあります。

反対に、泣き止ませるために甘いものを与えるお母さんもあります。
ハミガキも、子どもが嫌がるからとしません。
歯がむし歯になって、どんどん溶けてしまっても、ほったらかし。

乳幼児の歯科健診では、むし歯があまりにひどい子は虐待を疑われます。

虐待かどうかは、愛情があるかどうか、のような気がします。
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みどりぐみは、わずか月一回の活動です。
だから、「きれいごと」になってしまうかもしれません。
24時間そばにいたら、愛情だけでは片付かないこともあるでしょう。

たまに来て、ちょこちょこっとハミガキするだけの人にはわからない、と思われるかもしれません。
それは確かにそうだと、思います。
わたしには理解できないことのほうが多いでしょう。
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今日口腔ケアをさせていただきながら、少しあらたまった気持ちでした。
これまでと少し違う空気の中で。
そして、みんなに対する愛着を確認しました。
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みんな8歳年を取りました。
加齢変化を実感します。
これまでの100回があるから、今日があるんですね。
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施設長が替わり、看護師さんが替わりました。
その中で、みどりぐみはどう施設と関わっていけばよいか、考えています。
今後のことは、これから、と思っています。

わたしは、みどりぐみは楽しくなくっちゃいけないと考えています。
楽しいから、できる。
わたしがやりたいボランティアは、自己犠牲では、ありません。
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誰かのため、ではなく、自分のために。
強制されるのではなく、自発的に。
やりたいから、やる。
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奉仕って言葉は、あんまりあてはまらないです。
終わった後の充実感は、何とも言えない。
自己満足だと思います。

やりがいを持ってできる活動の場を与えてもらえてるという感覚です。
ただ、それが施設のみなさんにとって負担になっていてはいけません。
喜ばれてこそ、です。
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わたしたちがブラッシングしているときに、添えられる手があります。
その手は抑制のための手であったとしても、そこにはぬくもりがあります。
ぬくもりのある手を添えてもらえる中で、ボランティアができると、一体感を感じます。

ああ、やってよかったなあ、と思います。

そして、今日も、ああ、やってよかったなあと思いました。
帰路の車中で、晴れやかな気持ちになりました。
参加してくれたbakuさんから、「いろいろあっても、みんなの顔を見ると、楽しくできました」というメールが届きました。
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101回目は、みどりぐみにとっての、新たなスタートになったような気がします。
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次回の活動は、2月15日(土) 15時~ の予定です。
みなさまのご参加をお待ちしています。

なお、わたくしomori-sh はその直前にカンボジアでの活動に行ってまいります。
そちらの活動は、スロラニュのみどりぐみにて、報告させていただきます。

今後とも、みどりぐみをどうぞよろしくお願いします。

by omori-sh
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by midori-gumi | 2014-01-18 23:20 | かつどう
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