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みどりぐみ

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第6回です。

本日、みどりぐみ第6回目の活動に行って参りました。
カンボジア・スタディ・ツアーで知り合った歯科衛生士のariさんが初参加してくださいました。

参加メンバーは歯科衛生士がariさんとbakuさん、歯科医師のomori-shとその家族でした。

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ariさんはベテラン歯科衛生士ですから、はじめから手際よくブラッシングをしていただけて、すっかりお任せです。

急遽参加が決まり、それでも緑色のウェアをお願いしたところ、カンボジアでも見かけたYMCA関係のポロシャツを着用して下さってました。

ハピネスさつまのみなさんにも、ずいぶんみどりぐみは浸透してきたようです。
みなさん覚えて下さってるようで、抵抗感が回を追う毎になくなっていくのがわかります。

看護師のyukoさんも、おひとりでたいへんなんですが、ぼくたちとの連携も気兼ねがなくなりつつあって、表情にゆとりを感じます。

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大笑いしているぼくですが、これはどうしてかというと、妻がカメラを構えると、さりげなく写らないように移動するyukoさんがおかしくて、話題は入所者の歯についてのまじめな内容だったのですが、思わずこんな顔をしてしまったんです。

リラックスムードで、喜ばしいことです。

kasuは今日も歯ブラシ屋さん。新しい歯ブラシが必要な人に色を選んでもらいます。

chuは、おまけです。

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今日すごく印象的だったのが、なかなか難しいmuくんのブラッシングをmoくんが手伝ってくれたことです。

前回muくんのブラッシングをするときに、moくんが横で声かけをしてくれてすごく助かったので、この際一度moくんにやってあげてもらうことにしました。

moくんは知的障害者とは思えないしっかりもので、自分の歯みがきもバッチリですから、期待していたらやっぱり期待通り、いやそれ以上でした。

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muくんも普段生活をともにしているmoくんだから、安心して歯みがきさせてくれるんじゃないかと想像しています。

入所者間でお世話したりされたりということがうまく浸透していけば、施設における生活が今よりも楽しいものになるに違いないと思います。

ここで生活しているみんなは大きな家族みたいなものですから。

ここで生活している人たちは、知的障害者であるとはいえ、少しコミュニケーションがとりにくいとか社会に適応しにくいとかがあったとしても、ほぼ不自由を感じないような方もたくさんおられます。

d0064175_20505991.jpg順番がくるまでちゃんと並んで座って待っていてくれる人が多いです。
そして洗面台が空くまでに、その場で磨いてみてとうながすと、きちんとみがいてくれる人もいます。

もちろん人によりさまざまで、無理な人もあります。
でも、アプローチのしかたでずいぶん変わるだろうし、また今は無理でもいつかはできるようになるかもしれません。

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この施設は18歳以上の方が対象なので、中には入れ歯をお使いの方もおられます。

ということはつまり虫歯だけではなく歯周病に関するトラブルが増えてくるということです。
知的障害者の方の中には障害の種類によっては年齢よりも早く老化が進んでしまうということも聞きます。

彼らは若いですがブラッシング時の出血は多く、歯周病の問題が深刻です。

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また男性の場合、大柄な人の場合、たとえイスに座っているとはいえ歯科衛生士の身長では後方からアプローチすることができない方もあります。

そのときは前方からのアプローチになります。

磨く側の人にとっては腰にかかる負担がどうしても大きくなります。
また磨かれる方は頸がしんどいことでしょう。

なかなか難しいことですが、やはりひとり1人にちゃんとできることはしてさし上げたいですね。

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本日は2時間弱で35名の方のブラッシングをさせていただきました。

ブラッシングの後、記録を記入してくれている歯科衛生士のお二人。

その間にほかのメンバーはおやつの準備です。


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yukoさんがお茶を入れて下さって、kasuがyukoさんのアシスタントです。

chuは、おまけです。

本日の手作りおやつは、朝から焼いた、クッキーです。

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子どもたちも一緒に型どりをしてました。

飛行機のかたちや、☆型や、しずく型などなど。

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妻はクッキーのほか、yukoさんが用意して下さったお菓子も一緒に一人分ずつ分けていきます。

今日はグリコやのお菓子はないのですが、chuが食べたがっていたおまんじゅうを買ってきました。
黒豆まんじゅうです。
そのほかチョコレートもあります。
歯にはあんまりよくないですね。

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←こちらが本日のおやつです。


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用意ができても、記録を続けるお二人→


もちろん子どもたちは記録が終わるまでは待ちきれません。

待ちきれないのは子どもたちだけではなく、ぼくもお先に。
すみません、おふたかた。

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子どもたち、特にchuにとってはこの時間がなんといっても一番の楽しみです。

chuはこのおやつのためにみどりぐみに参加しているようなものです。

ボロボロこぼしながらガツガツ食べてます。

食べ方といえばハピネスさつまの入居者の方の中に、ほとんど噛まずに飲み込んでは嘔吐してしまうという方がおられて悩んでいるという相談をyukoさんから以前いただいていました。

いちおうぼくも本を取り寄せてちらっと調べてみました。

「噛まずに丸呑みしてしまうからといって刻み食にするとかえってむせの原因になってしまうことがある」ということで、食べ物の大きさよりも硬さが重要だという記載をある本でみつけました。

そうなるとますます厨房の協力なしには取り組みは困難です。

頭を抱えるyukoさん。
何か力になれたらいいんですが、摂食嚥下の分野はなかなか難しいです。

気を取り直して、カンボジアの写真ができたので見てもらいました。

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そもそもbakuさんも一緒にカンボジアに行きたかったんですね。

それをぼくだけ行ってしまって、bakuさんはますます行きたくなってます。

ariさんは一緒に体験して、ご自分も写ってますから、リアルな映像を蘇らせながらになるので、見方が違うでしょうね。

yukoさんも、「私もアンコール・ワットに行きたい!」とおっしゃってました。

「いつかはみどりぐみでカンボジアに行きたいですね」
「はい」

これを3年計画ぐらいで考えてみようかと真剣に思います。

半分くらいおやつの話しになってしまいましたが、今日もたいへんに有意義な活動でした。

参加してくれた方々、ありがとうございました!

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by midori-gumi | 2005-11-27 22:24 | かつどう
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