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みどりぐみ

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第18回

2006年11月19日、第18回のみどりぐみの活動です。
あいにくの雨模様で、活動前に紅葉を楽しもうかという企画は中止しました。
それにもかかわらず、今回も歯科衛生士のbakuさん、tsmtさん、歯科助手のhdkさんが参加して下さいました。

ブラッシングをおこなったのは前回と同じ場所で、施設玄関からもっとも遠い場所なので、施設内をズンズン歩いていきます。
子どもたちももうこの施設の建物のことを把握しています。
ハピネスさつまはすべて平屋でユニットがいくつかわかれていますからちょっと複雑です。
きっとはじめての人は迷います。

わたしたちは18回目ですから、だいぶわかってきました。
すでに馴染み深い施設になってきていると実感します。

ブラッシングをおこなう洗面台に行くと、ちゃんとセッティングしてあります。
ありがたいことです。
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でもまずはじめに来られたKさんは洗面台ではなく床で寝かせみがき。
「いつも寝かせてみがいてるんですよ」という支援員さん。
Kさんはとても歯みがきに抵抗されるので、ある程度押さえつけてケアする必要があります。
それでも支援員さんたちもこがんばって下さっているということはわたしたちにとっても励みになります。

「この活動があるおかげでみんなやるようになったんだと思います」というお言葉を支援員さんから聞いて、たいへんうれしかったです。

ハピネスさつまでは、口腔ケアが高いレベルで実践されていると思います。

これは職員さんたちの口腔ケアに対する意識が高く、優先順位が高いということをあらわしていると思います。
だから施設はキレイだしニオイもないのではないでしょうか。

わたしはこれはすごいことだと思います。

d0064175_2301426.jpgこうやって日曜日にボランティアで参加してくれるメンバーもすごいです。
とくにbakuさんは遠方からの参加です。
いつも帰り道は渋滞に巻き込まれてしまうのに。

でも、わたしもそうなんですが、この活動はそれだけの魅力があるということです。
感じ方は人それぞれ違うでしょうが、またここに来たい、と思わせる何かがあるんですね。

d0064175_2305289.jpg中には日によってブラッシングに対する抵抗の度合いが変わる人がいます。
Mくんはどんどんしやすくなってきています。
今回はずいぶん落ち着いて長い時間ブラッシングさせてくれました。

午前中にお母さんに会えたTくんもいつもよりもずっと穏便で従順でした。
精神状態が大きく左右するんですね。

そしてやっぱり「慣れ」なんだと思います。
とにかく慣れることが大切なのではないでしょうか。
当たり前のことだと思いますが、慣れることの重要性をあらためて感じます。

d0064175_2311914.jpgこうして毎回寝かせみがきをしているtkmtくんも、このやり方にずいぶん慣れてくれたと思います。
抵抗はあるけれども、させてくれます。

tkmtくんは、わたしたちが施設に到着したとき偶然玄関ホールでご両親と一緒にお会いしたのですが、そのときもすーっとわたしのところに来てくれました。
ちゃんとわたしのことを覚えてくれているなあ、とうれしい気持ちになりました。
こうやって押さえつけてブラッシングをしているけれども、決して憎まれるわけではないんですね。

d0064175_2315846.jpg男性職員3人がかりでおさえながらのKくんも抵抗はありますが、なんとかできます。

Kくんは服用薬の副作用で歯肉の増殖が顕著ですが、炎症は軽減していると思います。

ブラッシングをしている様子を興味深く見ているのはchuだけではなく実はその後ろに入所者のTくんもいます。

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几帳面なTくん、今日はすごーくご機嫌でした。

今まで見たこともないようないい笑顔を見せてくれたのが印象的です。

黄色の歯ブラシがえらく気に入ったのかな。

そしてこれはもちろんブラッシング前です。


d0064175_234187.jpgMさんもいいスマイル。
Mさんは虫歯にはなりにくいタイプですが、歯石がたーっぷりついています。
この写真では歯石はわかりませんが、下の前歯の裏側や、上の奥歯の外側に、驚く量の歯石がついています。

いつかこの大量の歯石をとりたいですね。

今日もしっかりお手伝いしてくれた子どもたち。
2人もこの時間を楽しんでます。

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kasuが回を追うごとにきっちり「仕事」を意識して動いている姿には目を見張るものがあります。
さすが小学2年生。
chuも最近は職員さんにも遊んでもらえることもあり、グズることがなくなりました。

みどりぐみの活動は、まったく歯科については素人のわたしの妻にとって歯のことを知る上でも
いい機会となりました。
これから歯科医院の受付を担当してもらうことになりますが、みどりぐみの活動での経験は彼女にとっても貴重です。
わたしの妻が振り返る「みどりぐみ 第18回」にもありますが、今回はメンバーに余裕があり、記録をしながらブラッシングしながらもいつもの時間で51名のケアを行うことができました。

ということでリラックスタイム。
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おやつをいただきながら、看護師のyukoさんと雑談。
「自立している人よりも全介助の人のほうが口腔内がキレイですね」
これは老人ホームと共通しています。

「自分ではできないから」と職員さんが介助している方はきちんと管理されているのですが、中途半端に「あの人は自分でできるから」と本人に任せきりだと実は全然できていない、ということが多々あるんです。
これはいろいろなことに共通していえることだと思います。

だからといって、すべての人に介助を、というのも無理があります。
「全部やるとなると、ぼくらパンクしますよ」という職員さんの言葉が印象的です。
その通りだと思います。
何でもかんでも完璧を求めてしまうとパンクしてかえって困ったことになるリスクがあるでしょう。

わたしたちの活動が職員さんをただ鼓舞するだけのものにならないようにしたいと思っています。
職員さんの手助けになるような活動であり続けたいと思います。

そして今日一番強く感じたことは、口腔ケアに関して、確実に職員さんたちのレベルがアップしているということです。

そんな話をyukoさんとしていました。
そして夜にこんなメールもいただきました。

「今日の申し送り事項に、先生が話されていた事を支援員の励みになると思い記載させて頂きました。
みんな寝た頃なので、そろそろ私も帰ることにします。
今日も楽しい充実した日でした」


わたしたちこそ、楽しく充実の一日でした。

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ありがとうございました!

次回は12月17日(にち)です。
今年最後の活動です。
みなさんぜひぜひご参加下さい。

by omori-sh
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by midori-gumi | 2006-11-19 23:31 | かつどう

今月(11月)の活動予定

みどりぐみ第18回は11月19日(にち)に活動を行います。

みなさまのご参加を心よりお待ちしています。

参加できる方はomori-shまでご連絡のほど、よろしくお願いいたします。

集合はハピネスさつまに13時15分とさせていただきます。


ところでつい数日前、看護師のyukoさんからメールが届きました。
入所されている歯の治療についてです。
「歯科保健センターに行くけれども、だれか治療が必要な方はいますか?」
という内容です。
わたしはすぐに前回の記録で確認しました。
それでお返事させていただいたのですが、毎回の記録がたいへん役に立ちました。

そしてyukoさんから相談できる歯科医がいることを喜んでいただきました。
こういうエピソードはうれしいですね。

次回からの活動の際にもそういう点についても意識しようと思います。

by omori-sh
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by midori-gumi | 2006-11-16 14:58 | おしらせ

連携

ハピネスさつまの看護師yukoさんからメールが届きました。

今日はtksgさんの前の歯を固定している右が剥がれてしまい、針金が浮いた状態になりました。
家族さんに連絡し、施設にて対応希望されたので歯科保健センターに相談して紹介して頂きました。
tksgさんが通院しているN歯科へも連絡し、了解を得て診療情報提供をお願いしファックスを頂きました。
紹介して頂いたT歯科へ行き治療していただきました。

皆さんに協力して頂き全てスムーズで素敵な温度を感じました。

昼ご飯の時間にも間に合いました。


T歯科のT先生はわたしがハピネスさつまの方の歯科治療を歯科保健センターにお願いする際相談に乗って下さった先生です。
さっそくT先生にはわたしからもメールを入れました。

T先生からいただいたお返事より抜粋です。


omoir-shさんへ

メールしようと思ってたところでした

センターから連絡が入り、入所者の方がこられました。
前歯外傷の暫間固定のワイヤーが一部はずれて口唇を傷つけていましたので、処置しときました。
これからもハピネスよろしくお願いします!


T

yukoさんが感じられた「素敵な温度」というのがとてもうれしいです。
昼ごはんの時間に間に合ったということはそれだけ迅速に対応していただけたということですから、なおのこと。

ええ話やなあ、と思いました。

お手伝い下さったみなさんに感謝します。

by omori-sh
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by midori-gumi | 2006-11-01 08:37 | できごと