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みどりぐみ

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第21回

第21回はリーダーが歯科医院を開業してはじめてのみどりぐみの活動でした。
することは同じ、メンバーも同じですが、わたくしomori-shの気持ちは今までとは違いました。

開院に際しましてはハピネスさつまのみなさまからお祝いをいただき、施設長のfkdさんと看護師のyukoさんはわざわざお披露目会に足を運んで下さいました。
あらためて御礼申し上げます。

晴れてわたくしも一人の開業医としてハピネスさつまと関わらせていただけることになったわけです。
これはとてもうれしいことで、この感覚はおそらくほかの人にはよくわからないことだと思います。
独立すると責任も重くなりますが、その分自由度が増して、言ってみれば一人前の振る舞いができるからです。

施設としてもふらふらした勤務医ではなく小さくても一医療機関の院長ときちんとしたやりとりができることを望んでおられたに違いありません。

というわけで今回はみどりぐみにとっても節目になったと思います。

さて、本日、みどりぐみのメンバーはomori-shファミリーのほか、tsmtさんとsayuさんでしたが、リーダーのわたくしと妻のomori-hiさんが風邪が治りきらないままの状態でした。
ハピネスさつまでも風邪や結膜炎などで隔離状態の方もおられ、今回は今までと違ってそれぞれのユニットにお邪魔しての口腔ケアとなりました。

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いつもと違って普段みなさんが過ごしている大部屋です。
ということはつまり、彼らのテリトリーなわけです。
だからいつもと様子が違います。

わたしたちの勝手が違うというだけじゃなく、彼らがいつもよりのびのびしているのです。
のびのびということは、動きが活発ということで、コントロールが難しい場合もあります。
もちろん普段過ごしている場所でできるということは本来の姿でそれが自然です。

彼らの違った一面を見ることができ、さらによかったと思いました。

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用心深くて、最初の頃はある程度近づいては来るもののできなかったMさん。
今日はいつも過ごしている場所ということなのか、今まで以上にたいへん人なつっこく、気になるのか何度も何度も様子をうかがいに来られていました。

d0064175_1901144.jpgブラッシングを実際に行うのは歯科医師と歯科衛生士です。
3人で分担してブラッシングさせてもらいました。
もうみなさんと顔なじみなので、ブラッシング自体はとってもスムースです。

本日の順番はまず男性重度、続いて男性軽度、それから女性陣ということでした。

お手伝いして下さるみなさんもずいぶん慣れてきて下さって、顔を覚えて取り組めるようになってくれています。

ということはつまり、入居者のみなさんにとっても親しみのある存在になってきています。

ブラッシングがどんどん身近なものになっています。

妻のomori-hiさんは鼻がきくのですが、施設のにおいが減っている、と本日感じられたそうです。
風邪のせいで嗅覚が衰えているせいかもしれませんが、施設のニオイはお口のニオイであることが多いので、これはたいへんすばらしいことです。

職員さんたちのおかげです。

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ここの施設は新しいということもありますが、いつもきれいにされています。
ここは女性の方たちの大部屋ですが、明るくて清潔感があります。

すっかりみどりぐみも定着し、施設の一部になっています。
そしてリーダーが歯科医院を開院しましたので、看護師のyukoさんからリクエストをいただきました。

「年に1回くらい、歯科検診を実施してほしい」

わたしたちの歯科医院との連携した施設の事業として、歯科検診の実施をやろう、というものです。
これまではまったくの個人でさせてもらっていましたので、なかなかそういう取り組みまではできなかったのですが、これからは医療機関としても施設と結びつきを持つことができるのです。

検診事業はわたしとしてもできたらいいなあと思っていたことなので、今後進めていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

検診によって、現在の入居者のみなさんのお口の中の状態がますます明らかに把握できることになります。

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こちらはある方のお口です。
歯と歯茎の境目あたりに歯石が沈着しているのがわかります。
下の歯に付着している歯石は驚くばかりです。
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こういった多量の歯石がついていて、なおかつ一般の歯科医院でも受診できそうな方については遠路はるばるわたしたちの歯科医院までお越しいただいて、歯石除去をさせていただくこともできます。
場合によっては治療も可能です。

顔見知りの歯科医が治療することというのは彼らにとっては受け入れやすいことかもしれません。

ダウン症のIさんは、歯の表側がどうもうまく磨けなくて、よごれがついたままです。
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唇の緊張が強いため、介助もなかなか難しいのです。
それでも根気よく手探りでもブラッシングを続けたら、きっときれいになると思います。

ダウン症の方の場合、どうしても歯周病の進行が早く、若くして歯を失ってしまうことが多いようです。
30歳の時点で一般の方より20歳くらい経過したようなお口をされているとわたしは感じています。
今後歯を失ってしまわれることに対するフォローが必要です。

いつまでわたしたちがお手伝いできるかはわかりませんが、明らかに一つの道筋はつけられたでしょう。
いまわたしが思うのは、10年は続けたい、ということです。
歯科医院を開業して、今後10年はハピネスさつまのみなさまのお口の管理をお手伝いさせていただけたらと考えています。

そしてこれもいつまで続くかわかりませんが、妻が続けてくれている、活動後の手作りおやつ。
本日はバナナケーキ。
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実は今回、風邪をひいてしまって体調不良のため断念しかかりました。
それを何とかがんばってつくってくれたのです。
これも女の意地かもしれません。

でもこうやってがんばって休まずに続けるということはものすごく大事なことだと思います。
継続は力、です。
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活動後の恒例の記念写真。
やっぱりいい顔になります。
風邪なのに、なぜかとても清々しい気持ちです。

わたしにとって特別な気持ちで挑むことになった今回、またこれまでこうしてやってきてよかったとつくづく思えたし、またこれからの取り組みに対して意欲がわきました。

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こんなふうにみんなを和ませてくれる坊主にも感謝です。

by omori-sh
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by midori-gumi | 2007-02-18 19:02 | かつどう

2月の活動予定

みなさんのおかげをもちまして、みどりぐみリーダーのomori-shの歯科医院が開院しました。
開院に際しましてはハピネスさつまからお祝いを頂戴し、お披露目会には看護師のyukoさんと施設長のfkdさんがわざわざ足を運んでくださいました。
すごくうれしかったです、ありがとうございました。

さて、開院して気持ち新たに、今月もわたしたちはみどりぐみの活動に参ります。

2月の活動は2月18日(にち)です。

参加してくださる方はomori-shまでご連絡くださいませ。

どうぞよろしくお願いいたします。

by omori-sh
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by midori-gumi | 2007-02-15 12:02 | おしらせ